こんにちはTake(@Take_Channel_PC)です。
この記事では、Google Pixel 6aのカメラ性能を、日中、夜、ポートレートの条件で、作例を交えながら検証していきます。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
Google Pixel 6aについて
Google Pixel 6aは、2022年7月28日発売のスマホです。
現在はPixel 7aが発売され、型落ちの機種になりましたが、その分フリマ等で安く手に入れることができます。
ここで、Pixel 6aのカメラスペックを紹介しておきます。
視野角 | 画素数 | F値 | センサーサイズ | |
広角カメラ | 77° | 12.2MP | f1.7 | 1/2.55 |
超広角カメラ | 114° | 12MP | f2.2 | 不明 |
日中の作例
では早速、作例を紹介していきます。
キャプションに、撮影に使用したカメラを記載しています。
広角カメラ
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-12-768x1024.jpg)
ナチュラルな色合いで自然との相性が良いですね。
中華スマホにありがちな「彩度マシマシ」ではなく、現実に忠実な色合いです。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/PXL_20230416_055346457-768x1024.jpg)
画素数は12MPと、そこまで高くないものの、くっきりと写り、解像感が良いです。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-13-1024x768.jpg)
上の作例では、白飛びを抑えきれていない部分もありますが、HDR性能は良好です。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-33-1024x768.jpg)
日中と夜の間くらいの時間に撮った写真です。
薄暗い場面でも、綺麗な写真を撮ることができます。
超広角カメラ
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-17-1024x768.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-15-1024x768.jpg)
安いスマホでは、手が抜かれがちな超広角カメラも、くっきりとした写りをしてくれます。
歪みも少なくて良いです。
望遠撮影(広角カメラのデジタルズーム)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-14-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/05/pixel6a-camera-19-1024x768.jpg)
Pixel 6aには望遠カメラが搭載されていないため、望遠での画質は落ちます。
また、高解像化処理が行われていますが、その処理に少し違和感があります。
夜の作例
どの写真をナイトモードで撮影したものかわからなくなってしまったため、表記していません。
ほとんどの写真はナイトモードで撮影しました。(暗い場面では自動的にナイトモードに切り替わる)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-23-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-31-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-21-768x1024.jpg)
強い光源に向けると、レンズフレアやゴーストが発生します。
しかし、某iPhoneに比べればかなり抑えられていると思います。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-28-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-20-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-32-768x1024.jpg)
超広角カメラは、広角カメラに比べて光を取り込む能力が劣るため、画質が低下します。
しかし、ナイトモードのおかげもあってか、綺麗に撮れています。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-27-1024x768.jpg)
雨に濡れた看板の質感がしっかりと再現できていて良いです。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-22-768x1024.jpg)
暗い場面でデジタルズームを使用すると、やはり画質は落ちます。
ディティールが完全に潰れ、塗り絵のようになっています。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-24-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-29-768x1024.jpg)
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-35-1024x768.jpg)
ポートレートモードの作例
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-9-768x1024.jpg)
首あたりの輪郭が多少怪しいものの、ぱっと見違和感はなく、自然なボケ感です。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-8-768x1024.jpg)
背景の光が玉ボケになっていて、綺麗です。
暗めの場所でしたが、問題なく被写体を認識してくれました。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-10-1-1024x768.jpg)
複雑な形ですが、自然な感じでボケてくれました。
Pixel 6aのポートレートモードの精度は高く、使いやすいです。
Pixel 6aのカメラで気になった点
ここまでいいことばかりを言ってきましたが、もちろん気になった点もいくつかありました。
フリッカーが目立つ
電車内を撮影した際に、フリッカーが目立ちました。(このときは何度撮影してもそうなりました)
左がPixel 6a、右が比較用にiPhone 12 Proで撮影した画像となっています。
ポートレートモードで前ボケが使えない
ポートレートモードで前ボケを使うことができないため、撮り方によっては写真に違和感が生まれてしまいます。
また、下の作例のように複雑な被写体を撮る場合は、ボケの境界線がぐちゃぐちゃになってしまうことがありました。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/04/pixel6a-camera-6-768x1024.jpg)
望遠撮影には弱い
Pixel 6aには望遠レンズが搭載されていないため、望遠には弱いです。
左がPixel 6a、右が比較用にiPhone 12 Proで撮影した画像となっています。
Pixel 6aの方は、最大倍率の7倍で撮影したものですが、ディティールが失われてしまっています。
それに対し、2倍の望遠レンズが搭載されているiPhone12 Proの方は、くっきりと写っています。
ボケ量が少ない
センサーサイズが1/2.55インチと小さいため、あまり大きなボケを作ることができません。
下の写真は、広角カメラで最大限近づいて撮った写真です。
もっとボケ量が欲しい場合は、ポートレートモードを活用すると良いです。
![](https://take-channel.net/wp-content/uploads/2023/06/pixel6a-camera-36-1024x768.jpg)
「消しゴムマジック」で生まれた1枚の作品
ある1枚の写真に、なんとなく消しゴムマジックを使ってみたところ、人だけが消え、傘だけが浮いているように見える不思議な写真ができました。
実はこの写真がTwitterでバズり、Yahoo!ニュースの記事に取り上げられるなどしました。
下が、そのツイートです。
消しゴムマジックで「不要なものを消す」だけでなく、やり方次第では「何気ない写真をアートに昇華する」という使い方もできると知り、消しゴムマジックに大きな可能性を感じました。
消しゴムマジック自体は、Google Oneに加入することにより、Google Pixel以外の機種でも使用することができます。
興味がある方は、ぜひ使ってみてください。
まとめ
ここで、Pixel 6aのカメラの良かった点と、気になった点をまとめます。
Pixel 6aのカメラは、複雑な操作なしで綺麗に撮れるという点で、誰にとっても使いやすいカメラでした。
格安スマホの中ではトップクラスのカメラ性能だと思います。
買うなら、Pixel 7aが発売されて安くなった今がチャンスです。
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